みかづき社労士ブログ【@東大阪・大阪東部】

語られない真実の姿とは

2025年02月18日 13:34

メンバーの月野です。


先日滋賀に行ってきました。明智光秀公ゆかりの西教寺で、鮮烈な句に出会ったので紹介します。

(松尾芭蕉が伊勢参拝の折、一宿の恩義を受けた神職のもてなしに心を打たれ、その妻にあて詠んだ句)


「月さびよ 明智が妻の 咄しせむ」


一読すると明智光秀公の妻の内助の功を讃えた句ですが、この一句で神職夫婦、明智の妻、しいては明智光秀公の人柄までを暗に称賛していることがわかります。凄い句です。明智光秀公は、その評価を分ける謎多き人物ですが、江戸前期に詠まれたこの句から、言わずもがな一角の人物像であったことが想像できます。


教科書では決して伝えないことを、時空を超えて空想しながら旅するのも楽しい時間でした。