
夏の足音~夏旅へGO!~
2026年07月24日 11:13
いよいよ夏本番ですね!
夏の足音が聞こえると、私はきまって思い出す俳句があります。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
〜松尾芭蕉「奥の細道」〜(芭蕉が、平泉・高館を訪れた際、奥州藤原氏、源義経の滅亡を偲んで目の前に生える夏草を見て無常観を詠んだ一句)
先人たちが残した数ある名句の中で、私が一番すきな句です。
旅先の古戦場で青々と茂る夏草を見た時はもちろん、
毎日夕刻の五時ごろ、事務所の郵便物を持って、郵便回収最終便にまに合うように、
事務所近くのポストに行く道すがら、コンクリートの隙間からたくましく生えている雑草を見かけたときにも、
ふとこの句が頭をよぎります。
目の前に広がる「いま」の景色と同時に、そこへ至るまでの「果てしない時間の流れ」を感じるからでしょうか。
それはまるで、タイムマシンに乗って過去を旅しているような感覚。
大いなるロマンを追いかけ、繋がる命の尊さを実感し、
自分の存在を少し離れた場所から客観的に眺めることができる気がします。
非日常へと連れ出してくれる夏の旅には、どこか似たような不思議な魅力がありますよね。
みなさま、この夏の予定はもうきまりましたか?
下半期への英気を養うためにも、いざ夏旅へGO!
みなさまの夏が、素晴らしい時間となりますように。
ちなみに、みなさまの「お気に入りの一句」はどの句でしょうか?
ぜひ教えていただけたら幸いです。