
【地名の由来、知ってる?】第5回:花園編
2026年06月26日 17:31
【地名の由来、知ってる?】第5回:花園編
東大阪の「花園」といえば、今やラグビーの聖地ですよね。
その美しい名前の由来は中世にまで遡るようです。
かつてこの地は、平安時代から鎌倉時代にかけて「花園荘」という豪商の私有地があったという説に加え、
近くにある津原神社(旧称:玉櫛明神)の周りに桜を中心に多くの花や野菜が植えられ、
それを寺社仏閣に献上していたことから「市場村花園辻」とよばれており、
だんだんと「花園」という名が定着していったと伝えられています。
因みに、花園から南東の方に「玉串」という地名もあり、神事や祝詞に奉上する「玉串」に由来があると考えられてます。
さらに言えば、津原神社の祭神は、天玉櫛彦命、天玉櫛姫命、天児屋根命、天忍雲根神が祀られております。
「玉櫛」から「玉串」へ変わり、言葉そのものの由来になったのではないでしょうか。
歴史のミステリー、点と点がつながる瞬間ですね。
今は、ラグビーワールドカップも開催される熱気あふれるスポーツの街として賑わっている花園ですが、
(私も近鉄奈良線の電車内で、海外のラグビー選手と乗り合わせた時、その選手の大きさに圧倒された覚えがあります!)かつては、可憐な美しい花々が咲いていたのですね。